2009年10月16日金曜日

狂言を楽しむ

2009年10月16日金曜日
 年は贅沢に2本立て
  1. 日時:11月1日(日)18:00~20:00
  2. 場所:旧味野専売支局中庭(現・しおさい)雨天の場合は山田中学校にて開催
  3. チケット:前売り・大人1,500円 中人(高校~中学生)1,000円
          当日・大人1,800円 中人(高校~中学生)1,200円
  4. プレイガイド」社団法人玉野市観光協会 TEL(0863) 32-3486
            山田市民センター TEL(0863) 41-2035
            玉野市文化会館(宇野港銀座旧中銀) TEL(0863) 33-8118
  5. お問い合わせ:玉野みなと芸術フェスタ2009実行委員会 TEL 090-5260-9057
第一部:創作狂言「野崎武左衛門」 第二部:古典狂言「神鳴-かみなり」
玉野市東部に位置する山田地区には、塩田王と言われた野崎武左衛門が180年前に始めた入浜式塩田以来の長い製塩の歴史が脈々と息づき、今もこの地区最大の産業として生産が継続されています。
地区に残るこれら製塩の文化や歴史遺産を後世に引き継ぐために、狂言とう言う日本古来の伝統芸能表現を使うことによって、山田地区の新たな文化創造を図り、地域おこしひいては玉野市の新しい文化活動の核となることを念じています。
 沢山のご来場をお待ちしています。

1. 創作狂言「野﨑武左衛門」について

(1) 原 作:田賀屋夙生

(2) 概 説:
秋の東野崎浜、塩田作業の浜子たちが、野﨑様の肝いりで開催されるという狂言の噂話をする。夕方になり作業を終えた浜子たちが酒を酌み交わし、塩竃神社や野﨑様のことを褒めそやしながら狂言の出し物について相談する。暫くすると三々五々浜子が集まり盛大な酒盛りになる。そこへ末社神が現れ、武左衛門の業績を聞きたいと言う。現れた浜子三人衆が武左衛門の功績を称える口上を述べると、感心した末社神は、祝いの謡を舞う。これを見た浜子たちは、その目出度さを喜び、大いに笑って幕となる。
武左衛門の功績を称えながら、当時の塩田作業の風景や仲間意識などを知ることができる。お酒の飲み方などの仕草が面白い。

(3) 配 役
末社神    田賀屋夙生

浜子頭    斉藤 章夫

玉 爺    田中 宣史

浜子壱    藤田ヒサ子

浜子弐    谷岡喜美香

浜子参    塩崎テツミ

浜子四    成山よし子

浜子五    坂本 洋子

浜子六    野間 嶺子

浜子七    小野美智子

浜子八    大西 康夫

浜子三人衆 今井 郁子  佐藤 律子  丸田 昇

後 見    高畠 順正

 囃子方(笛) 八木原周平

 着 付    田賀屋夙生  島田 洋海

 働 き    広坂 武昌

(4) 狂言師のプロフィール

田賀屋夙生・・・笠岡市に生まれ育つ。1980年、四世茂山千作、十三世茂山千五郎に入門、師事する。1989年、「田賀屋狂言会」を主宰する。岡山県内、周辺地域で精力的に狂言普及活動を行い、海外公演にも積極的に参加する。

島田洋海・・・田賀屋夙生の次男。2002年に茂山千五郎に入門、師事する。2009年4月独立する。現在、京都を中心に活動している。岡山周辺にも活動の場を広げ、今後の活躍が期待されている。

八木原周平・・・倉敷を中心に活躍している、能楽の囃子方(笛)の奏者である。

2. 古典狂言「神鳴」について

(1)概 説:
都で食いつめ、東国へ下る医師の前に神鳴(雷)が落ちてくる。しかし、落ちたはずみに神鳴は腰を抜かしてしまう。そばにうずくまる男が医師だと知って治療をせよと言う。診察の結果、針を立てることになるのだが、大きな針を使い、手足をばたつかせる神鳴に誇張と倒錯の面白さがある。どうやら全治して、めでたく神鳴は昇天してゆく。

(2)配 役:

医 師    田賀屋夙生

神 鳴    島田 洋海

囃子方(笛) 八木原周平

後 見    広坂 武昌

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